プロフィール
トラベルデザイナー・ NPO法人 ジャパン・トラベルボランティア・ネットワーク代表理事
宮崎市生まれ。学習院女子中等科、女子高等科、学習院大学フランス文学科卒業。旅行会社勤務後、一般旅行業務取扱主任者資格取得。女性雑誌で海外旅行取材記事を担当。3年間の旅行会社経営を経て、旅行書の出版制作及び、旅情報会社(株)地球は狭いわよを設立。
誰でもが旅に出たいと思ったときに地球のどこまでも旅立てる環境作りをめざして、地球ひとり旅から子連れ旅、体力に不安のある熟年層や身体に障害をもつ人の旅など、旅立ちにくい人の旅の可能性を広げることを主なテーマとし、著述、ツアー企画、旅の情報発信を行ってきた。
具体的な活動として、1995年には、日本初の『盲導犬も連れて行く視覚障害者に優しいフランスツアー』、『第4回北京世界女性会議・おそどまさこのツアープランニング』を手掛けた。1996年6月、電動車いすで行く初の一般募集海外ツアー「車椅子はパスポート旅行団」をスタートさせ、その後、盲導犬連れや白杖使用の視覚障害者、手動や電動の車いす、松葉杖、杖などを使用する肢体不自由者、脳梗塞やくも膜下出血で麻痺が残った人、人工透析など、様々な病歴・障がいを持つ人が参加しやすいツアーを09年12月までに51本企画・同行し、延べ1000名の参加者と旅立った盲導犬は延べ87頭となった。
からだの不自由な人で介助者の見つからない人は旅できない現実を打ち破るために、トラベルボランティア(有償旅先旅先介助者)のしくみを考え、旅先介助者を引き合わせる組織、ジャパン・トラベルボランティア・ネットワークをつくり、2004年5月、NPO法人化。
2005年4月から2008年3月末まで3年契約で、鳥取県観光連盟の観光プロデューサーに就任(公募採用)。
2007年内閣府都市再生モデル調査に採択され、『鳥取県縦断UDモニタリングツアー』、『旅人が使いやすい車いすトイレ案内203「鳥取県」』、『旅してやせるフィットネス・ウォーキング 11コース』の全体統括コーディネーターを担当した。
また鳥取にトラベルボランティアの組織、とっとり・トラベルボランティア・ネットワークを創設し、全県で52名の登録トラベルボランティアを養成。任意団体からNPO法人へ自立・自転へサポートした。
著書は39冊、バリアフリー関係は5冊。延べ67人の様々な障害を抱える英国人の世界旅行体験記「車椅子はパスポート」(山と溪谷社刊)、「障害者の地球旅行案内」(晶文社刊)、「極上の地球旅行 コツのコツ」、絵本「オラ、サヴァ、チェリオの地球冒険の旅 パリ祭」(両方とも自由国民社刊)など。最新刊に「無敵のバリアフリー旅行術」(岩波書店刊)がある。
現在、NPO法人ジャパン・トラベルボランティア・ネットワーク代表理事。八ヶ岳南麓標高1000mの森の中に仕事の拠点を持って22年になる。海外渡航歴 100回余り。
★連載等
88年4月から90年5月まで、毎日グラフにて、『八ヶ岳発地球列車』としてエッセイを連載。
91年~92年11月まで サンデー毎日に『Female地球クラブ』のコラム連載。
90年4月~93年3月まで毎日新聞日曜版『困ったときの世界旅相談』のコラムを連載。
92年3月~94年3月まで、JCB、カードエイジに『ママはいつも旅行中』というエッセイを連載。
93年1月~94年8月まで 旅行読売に『地球をとびきり楽しく』のコラムを連載。
95年1月~96年3月まで 中日新聞に『乾杯!地球ひとり旅』連載
96年4月~中日新聞、東京新聞、北海道新聞に『地球は狭いわよ』という旅コラムを連載。
2005年3月から 中日新聞夕刊で「おそどまさこの旅食同源」の記事2005年12月まで連載。
2007年5月から2008年4月まで 毎日新聞鳥取県版に「とっとり歩歩歩、旅してやせるフィットネス・
ウォーキング」を2分の1面で1年間連載した。
★テレビ出演等 NHKおかあさんの勉強室「子育てトーク」 TBSテレビ 「生きる」 NHKラジオセンター 「スーパー海外旅行術」 、ふれあいラジオパーティ 、ラジオ夕刊 4/30.5/1 ラジオ深夜便 文化放送 竹村健一の世相、TBSラジオ生島ヒロシの朝番組など。
★講演等 お茶の水図書館 教養の集い,仙台青年文化センター,成城大学,八戸市民大学, 横浜市町づくりフォーラム、日経新聞シンポ、日本観光協会、宮城県庁、山梨県庁、福島県庁、熊本県庁、栃木県庁、三重県庁、岐阜県庁、立教大学、日本福祉大学など多数。